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解体工事終了後
冷泉家は公家文化を二十一世紀に伝える貴重な担い手です。
2001年10月に延べ10年を費やした解体工事も無事終了し関係者を招待して
「冷泉邸平成大修理竣工祝賀会」を開催しました。
大修理竣工祝賀会で挨拶する冷泉為人理事長
冷泉邸の正門
今出川通りに面している。
冷泉家の玄関
立蔀、日本唯一のもの
玄関の間に上がって門を見たところ。
釘隠と呼ばれているが、実際にこのしたに釘があるのか不明。
御所からの勅使が来るとこの門を開け牛車のまま庭迄はいると言う。
勅使は牛車から降りてこの階段を上り上の間に。
玄関から上の間を写真に…
暗くて見にくいですが…。
使者の間から上の間方へ庭と廊下と言っても濡れ縁で屋根はあるが風雨が強いと濡れてしまうのは必至。
上の間から中門を見る、中門野前にあるのは右近の橘。
私が4歳の頃はこのかまどで餅米を蒸し、石臼で餅をついていた。
冷泉家の至宝等が納めてある蔵、昔は冷泉家の当主しか中に入れなかった、今でも正式にはそうなのだが…。
冷泉家の至宝の一つ、残念なことに誰の歌で何と書いてあるかが分からない浅学を恥じるばかり。
階段
解体修理中の冷泉家「台所」
巨木が梁に使われているのが分かります。
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