初めて自分のカメラを持ったのは高校1年の頃で叔母の知り合いが
営業している質屋で買ったもの。
カメラの名前など知らないし(今でも何だったか不明)覚えているのは
収納時の大きさがVHSのカセットテープを一寸小さくした位で撮影
するときは蛇腹の先にレンズが付いているものが飛び出してくると言う
ものだった。
フィルムはブローニタイプのもので、裏蓋にはフィルムの大師に記さ
れている番号を合わせて撮影するたびに手回しでフィルムを送ると
言うものだった。
これがやっかいでフィルムを送ったつもりでシャッターを切って現像
されたものを見ると二重取りになっていたというものが数多くあった。
35mmフィルムのカメラが出てきてフィルムを送るレバーを動かさ
ないとシャッターが押せないという構造になって二重撮りは無くなった
様だ。
プロの写真家には逢えて二重撮りをするという写真もあるらしくデジ
カメでも二重撮り(多重露光)が出来るものが発売されていた。
NIKONからでているD200やD80以降の製品にはこの機能が
備わっているようだ。
D80を使って多重露光(二重撮り)をしてみた。
アイディアが無いのでどんな写真を撮ればいいのかわからないので
とりあえず薔薇などの花を被写体にして撮って見た。
Canonのカメラにはこの機能を持ったものは無い、Nikonだけの
特殊性なのかも知れない。
デジカメならソフトで多重録の写真を作ることは割と簡単だから、
ソフトでやれという考えなのかも知れない。